Solar project in garden vol.82

DOMMUNEスタジオ『液体図鑑』。Alive paintingの中山晃子さんのキュレーションによって実現したイベント。ぜひ、笙の大塚惇平さんと一緒に音をだして欲しいと依頼された。
音が神に宿るのか?神が音に宿るのか?大塚さんの笙を聴くとはそんなことを考えさせられる。中山さんの表現は、フラクタルに溢れている。視覚から全身に沁み入ってくる何かは一体なんなのだろうか?太陽光発電音響装置計画は、思いっきりエグニマに飲み込まれてゆくこととなったのだ。

 
数ヶ月前に誘っていただいてからの装置開発を公開してゆきます。

 

 
まずは、リボンコントローラとモジュール。もうだいぶ前に海外からのお取寄せついでに購入したもの長すぎて持て余していたのですが、木の棒に貼り付けてそれらしくつくってみた。CVで音程を管理するがモジュラーとの相性がいい奴、悪い奴がいて、その辺りの調整が難しい。笙のスケールをマーキングし、今回ビシッと442hzにチューニング。うまくはまってくれて嬉しかった。でも、古典ピッチは、430hzにチューニングされているとのこと、ここでは多くを触れないが奥深いのである。

 

 
次に箱庭パーカッション。完全に中山さんを意識した装置。微細な音を拡大できることと、小さな箱の中の関係性が保てることがコンセプト。ピエゾマイクで音を拾い、フィルターで調整して音をつくる。奏法やいろんなパターンが考えられる、まだまだ改造の余地だらけであります。

 

 
あと、クラウドファウンディングで手に入れたKOMA Elektronik Field Kitというモジュール、モーターやらソレノイドやらラジオやらピエゾやらもう完全に性癖一致で即クリックだった。そして手元に届きまだ使いきれてないが無理やりデビュー、箱庭と互換性を持たせたかったのだけど、そこまで行けなかった…。

 

 
そして、ツイータ導入。笙の音を研究してゆくと、どうも高音の倍音成分みたいなところがとても魅力を感じた、というわけでそこにうまく絡んでゆきたいと思い、銅鑼やら鉄板やらを試し、最後に文明の利器であるツイータを試し、チリチリした音の質感がピタリとはまった。そしてネットワークという装置を導入。コイツはひとつの音を低音と高音に分けてくれる機械、銅鑼とツイータを3kHzぐらいのところで分けてくれるもの。それぞれの美味しいとこだけ音を出せるわけなのだ。

 

 
最後に巨大振動スピーカー/エキサイター(50W)これは、重低音を鳴らし、椅子や床などに仕込んでボディーソニックとしても使われる装置。絶対にクラブなんかの重低音にはかなわないのはわかっているのですが、低音欲しさに購入したのですが、音を出してみれば、相当低い音になるともう振動になるわけです、そんなわけで軽い鈴をばら撒けばその振動を拾って鳴らすことができ、視覚的にもクラウドニ図形みたいになってくれて興味深いわけであります。

 
そして当日。

 
セッティングはああしてこうして、生音でいきましょう!空調も止めます!判断力の速さ、に脱帽なのであります。経験の積み重ねというのは、ものすごく強い。DOMMUNEのクルーたち、MEMAIさん、大塚さん、AKIKO × RASMUSさん、みんな経験の積み重ねでここまで来ているのだなぁと感服した。そして自分はどうか?実際のところ彼らの足元にも及んでいないと感じるのであります。

 
「実現してゆく力」そこに尽きます!中山さん!このイベント実現してくれてありがとう!オッサンもまだまだ実現して行かなければならないことが山積みだぁー。

 
そして
みなさま!当日、目撃してくれて感謝です!
これでまた次に進めます。ありがとう。